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洛中の意外な紅葉穴場!? 錦秋の北野天満宮

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菅原道真公をお祀りし、学業の神様として信仰を集める天満宮。

京都市上京区にある北野天満宮は、全国に1万2000あるといわれる天満宮・天神社の総本社です。

豊臣秀頼によって造営された社殿(国宝)や、精緻な彫刻が施された三光門(重文)など、境内に並ぶ壮麗な建物たち。

それらを彩る花木といえば、道真公がこよなく愛したという早春の梅が有名ですが……実は秋もすごいんです!

今回は、有名なのに意外と知られていない!?編集部のオススメ!「北野の天神さん」の紅葉の魅力をお伝えします。

 

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このたびは 幣(ぬさ)もとりあへず 手向山 紅葉の錦 神のまにまに

小倉百人一首にも含まれるこの和歌は、宇多上皇が大和の国へ御幸された際、お供を務めた道真公が詠まれたと伝わる名歌。梅だけでなく、紅葉もまた道真公にご縁のある樹木なんですね。北野天満宮には、そんな道真公を偲ぶかのように、美しい「もみじ苑」が整備されています。その場所は、豊臣秀吉公が築いた土塁「御土居」が残る境内の北西。シーズンには自然林を活かしたおよそ350本が鮮やかに色づき、まるで別世界に入り込んだような心地に浸れます。

 

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中には樹齢600年の大ケヤキ「東風」や400歳超えと伝わる「三又の紅葉」など、風格漂う古木も点在。境内を流れる紙屋川の流れや、これに掛かる朱塗りの太鼓橋「鶯橋」との調和、茶室「梅交軒」に設けられた舞台からの絶景……。見る場所によって異なる趣が味わえるのも魅力の一つですね。11月11日(土)~12月3日(日)にはライトアップが実施され、幻想的な世界を楽しむことができます。昼間の艶やかさとはまた違う、しっとりした風情もぜひ満喫したいですね。

 

↓↓こちらから動画をご覧いただけます↓↓

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■■INFORMATION■■
北野天満宮もみじ苑
公開時期:10月28日(土)~12月3日(日)
開苑時間:9時~16時
ライトアップ期間:11月11日(土)~12月3日(日)
ライトアップ時間:日没〜20時
入苑料:700円(茶菓子付)

 

北野天満宮
住所:京都市上京区馬喰町
参拝時間:5時30分~17時30分(4〜9月は5時~18時)
     ※社務所・授与所は9時~17時
拝観料:境内自由
アクセス:市バス「北野天満宮前」下車徒歩すぐ、京福電車「北野白梅町」駅下車徒歩約5分
TEL:075-461-0005
HP: http://kitanotenmangu.or.jp

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