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知ってますか?宇治茶の一大産地・和束町。究極の新茶を飲もう!

 日本茶の歴史を辿ると、お茶を飲む習慣を広めたのは建仁寺の僧・栄西。「茶は養生の仙薬なり」と、薬として中国から持ち帰ったのが始まりといいます。1191年、鎌倉時代のことでした。

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  ♪夏もちーかづく八十八夜~トントン。茶摘みの唄にあるように、八十八夜を迎えるころに新茶摘みが行われます。八十八夜とは立春から数えて88日目の5/1~3頃のこと。その年の最初に芽吹いた新芽を摘み取ってお茶にしたものが「新茶」です。

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 京都府にある和束町はブランド茶「宇治茶」の一大産地で、800年の歴史と伝統を誇っています。和束町は森林に囲まれた盆地で、昼夜の寒暖差が大きいので霧が発生しやすい場所です。その霧が独特の旨味と香りを生み出すことから、和束のお茶は「霧香(きりか)」といわれ、霧の香りがするロマンチックなお茶なんです♪

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 この時期はとくに柔らかくて瑞々しいフレッシュな葉。新茶の爽やかな香りと甘味は、5.6月だけのお楽しみです。新茶には、テアニンという成分が多く含まれているそうで、リラックス効果があるそうです。また、ビタミンも豊富で美肌効果も期待され、アンチエイジングにもってこい!究極の新茶の楽しみ方、いろいろあります。

【究極1】新茶パーティーをしてみる

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 ぜひ、春の恵みに感謝して茶パーティーで盛り上がっちゃいましょう!東洋版のボジョレ・ヌーボー!!解禁です♥

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  ワイングラスに新茶を注いで色や香りを愛でるのもツウですね。フォトジェニックな写真もゲットできそう~♪

【究極2】絶景カフェで飲んでみる

  さらに、産地の和束町で飲めると一味も二味も違うでしょうね。例えば、

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  絶景の茶室!がある、今や和束町の名物スポット「天空カフェ」。美しい茶畑が眼下に広がる景色を眺めながらいただくお茶はプレミアム感たっぷりです!!

 

 

【究極3】新茶の美味しい淹れ方♥を完全マスターしてみる

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 美味しいお茶を淹れるテクを身に着けましょう。手順とポイントを押さえるだけで簡単です!和束町にある「和束茶カフェ」の日本茶インストラクターの先生が教えてくれました。

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★用意するもの★ 

新茶・・・1人前3g(ティースプーン1杯)

急須、湯飲み2つ(※1つは湯冷まし用)、お湯

※湯冷ましは湯飲みで代用できます。上の写真は煎茶用茶器セットの一例

※今回は、サエミドリ1296円(上嶋爽緑園)

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一煎目!完ペキに淹れて、濃厚なお茶のエキスを味わおう!!

新茶ならではの美しい色や香りが存分に楽しめる一煎目。とても濃厚な味なので少ないお湯でも十分に満足できます。その味わいは、まるで出汁!?のような…。とろりとした甘味がたまりません。「さっき私は何を飲みましたっけ?お茶ですよね?」と、確認したくなること間違いなしです。(経験者語る)

【手順】

1人分のお茶を入れます。×人数分で量を増やせます。

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1.カルキを飛ばしたお湯を約40ml、湯冷ましを使って冷ます。新茶は茶葉が開きやすいので低い温度で。(一般的に、高級な茶葉ほど低い温度が良い)

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2.茶葉1人前3gを急須へいれる。お湯をさらに湯飲みに移し替え、冷ましたお湯を注ぐ。このとき温度は50~60℃。急須の淵にお湯がかかるようにに回しながら淹れ、茶葉に直接かけないように注意して。

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3.茶葉の開き具合をよく観察。上の写真くらいに開いたらすぐに蓋を閉めて、急須に最後の1滴までしっかりと注ぐ。(ポタポタと雫が出なくなるまで!)

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4.二煎茶に向けて急須の蓋をずらしておく。(香りを逃がさず、蒸気で急須内に露がたまりにくくなる)そうすることで二煎目も美味しくいただける。

二煎目、三煎目を美味しく飲むポイント

 基本的に手順は一煎目と同じ要領で進めていきます。お湯の温度や待ち時間などが違うので気を付けましょう。

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【二煎目】

 お湯を入れる前、注ぎ口をトントンと叩いて茶葉を急須の底へ戻す。湯の温度は10℃アップで70℃ほど。その後、茶葉が全部浸かるくらいまでお湯を注ぐ。既に茶葉が開いているので、すぐに、湯飲みへ淹れて飲まないと雑味がでちゃうので要注意!手早く淹れるのがコツ。

【三煎目】

 一煎目と二煎目を踏まえて、三煎目は湯の温度をさらに10℃アップ。80~90℃のお湯に。さらに時間との勝負、お湯を注いだらすぐに飲もう。

出がらしのお茶ッパ、その後どうする?

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  ビタミンや食物繊維が豊富に含まれているので、「新茶」はそのまま食べちゃいましょう。写真のようにポン酢をかけて「おひたし」に。ほんのり爽やかな苦みでお酒のアテにぴったり。そのほか、お好み焼き、たこ焼きに刻んで入れる、磯部揚げの青のりの代わりなどが地元・和束の活用法。簡単なのでパーティーで新茶グルメも披露&堪能できそうですね。

【究極4】「和束茶カフェ」に新茶ショッピング&現地で飲む

 

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 和束で生産している約30軒もの茶農家の宇治茶が一堂に集まる場所。それが「和束茶カフェ」です。お茶の販売やカフェだけでなく、今年の4月から観光案内所の役割もしています。

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 800年もの伝統がある宇治茶は日進月歩。トレンドに敏感な歴代の茶農家さんたちが品種改良を重ねてきました。ユニークなパッケージも数多く、茶農家さんのアンテナの高さを感じます。

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 老舗のお茶屋さんは各々、独自のブレンド方法で毎年味が決まってます。一方、産地の茶園モノのいいところは、肥料や気候によって味が毎年変化するため、ワインのような楽しみ方ができるということ。そのような理由もあり某有名ホテルも御用達といいます。

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 和束茶カフェでは、日本茶インストラクターお茶の淹れ方をレクチャー。お茶本来の美味しさに出合えるとともに、お茶についての解説も。随時電話予約受付中。子どもから大人まで楽しめる内容になっています。

■和束茶カフェ 

※お茶の淹れ方体験も随時受け入れ中

京都府相楽郡和束町白栖大狭間35

TEL 0774-78-4180

月~土曜10:00~17:00、日曜9:00~17:00

https://www.facebook.com/wazukacha.cafe

和束茶カフェの取り扱い商品

 ↓↓

http://wazukanko.com/cafe/

 

■天空カフェ

問い合わせは和束茶カフェまで

さかもとみえ

さかもとみえ

ハロウィン、イースター、ボジョレヌーボー…と、日本人は年々パリピ化。そこへ是非とも入れていただきたい「新茶」のパーティー。日本ならではの四季を愛でるとともに、歴史や文化に触れて、世界の人々と気軽に楽しめるコミュニケーションハブのひとつにしてみてはいかがでしょうか。

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