観光のプロが選ぶ「水上観光船30選」第5位にランクインする人気の観光船・保津川下り!の開幕が今年もやってきました~。
亀岡市から京都・嵐山までの保津川16キロの川下りでは、四季を通じて雄大な渓谷美を堪能しつつ、時折スリリングな急流が楽しめるとあって年間30万人が訪れる、まさに亀岡のエンターテイメントです!!
「水上観光船30選」第5位、人気の理由とは!?
四季折々、保津川の絶景を心行くまで堪能できる!
険しい山々を縫うように流れる保津川。四季折々の自然美は訪れる観光客を楽しませてくれます。
春は、桜。山間を吹き抜ける花吹雪にうっとり。
6月、初夏は険しい岸壁を朱色の可憐なイワツツジが彩ります。新緑とイワツツジのコントラストが見事で目にも鮮やか♪
11月末、錦秋に染まる山々に包まれた保津川。船上からの紅葉狩りなんてとっても贅沢、嵐山までダイナミックな絶景がずっと続きます。
野生のサルなどの動物が顔を見せることもあるそうで、ちょっぴり楽しみ。
みんなで盛り上がる、スリル満点!の保津川激流ポイント
穏やかな流れでは景色を愛でて、激流ポイントではスリルを満喫しましょう!船頭さんの巧みな竿さばきで、一気に水しぶきを上げて下る爽快さ、まるでアトラクションのようで「わーっと」声が上がる場面も。天候により川の流れが変化するので、通常は2時間の船旅が30~60分大幅に早まることもあります~。知っておくと◎
また、ガイド役も務める船頭さんの話術も人気の秘密。巨岩、奇岩の紹介など保津川の名所説明を中心に案内してくれます。ベテランから新人さんまで船頭さんの個性を味わって。ちなみに船頭さんは一艘につき3名体制。それぞれに櫂(かい)引き、竿(さお)さし、舵(かじ)取りの役割があり、口伝で今日まで技術が受け継がれているんです。
実は、保津川下り。1000年以上の歴史アリ
平安京が造営される以前から、保津川の水運を利用して筏を使って丹波の木材を輸送していました。その名残が、保津川下り。
豊臣秀吉の建てた伏見城や大坂城の木材も運んだそうです!
その後、江戸時代、京豪商・角倉了以(すみのくらりょうい)により水路が整備されてからは、船底の浅い「高瀬舟」が食料などの物資を輸送。時代は下って、明治28年頃には今の観光スタイルの遊覧船が登場します。1000年以上に及ぶ川下りの歴史をダイレクトに体感できるのも、京都ならではですね!!
■■information■■
保津川下り
京都府亀岡市保津町下中島2
営業時間 9:00〜15:30(3月10日〜11月30日)/9:00〜14:30(12月1日〜12月上旬)/10:00〜14:30(12月上旬〜 3月9日)
料金 大人4100円、小人2700円(損害賠償保険付き)
休み 12月29日〜1月4日(2月と9月に安全点検での運休日有)
アクセス JR「亀岡」駅から徒歩8分/トロッコ「亀岡」駅から京阪京都バスで15分
問い合わせ 0771-22-5846(保津川遊船企業組合)
https://www.hozugawakudari.jp
■紅葉の中、ドローンで動画を撮影しました!こちらもご覧ください ^^