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知っておきたい葵祭の豆知識 編集部おすすめの無料観覧スポットも!

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5月の京都といえば、やはり真っ先に思い浮かぶのが、15日に行われる葵祭!京都ファンなら誰もが一度は観覧したい京都三大祭の一つです。

行列に参加するのは、総勢511人、馬36頭、牛4頭、牛車2輌、腰輿(およよ)1基。それぞれが雅やかな衣装や飾りをまとい、しずしずと練り歩く姿は、平安時代からタイムスリップしてきたかのよう。一般的な「祭」のイメージとは一味違う、京都ならではの歴史と風情が楽しめます。

昨年は「葵祭でアルバイト!? 斎王代の選び方は?? 〜葵祭のヒミツ〜」でお祭りの起源や意外と知らない葵祭の裏話をご紹介しましたが、今回はちょっと正統派に、事前に知っておきたい葵祭の豆知識をお伝えします。編集部おすすめの無料観覧スポットも要チェック!

 

↓↓葵祭の概要はこちらから↓↓

【京都三大祭】1分でわかる葵祭/京都いいとこ動画

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きらびやかな衣装の斎王代は、実は体力勝負!?

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葵祭の見どころの一つが、古式にのっとって作られた衣装の数々。祭のヒロインである斎王代が身にまとうのは十二単衣で、正式名称を五衣唐衣裳(いつつぎぬからぎぬも)と呼びます。素材はもちろん正絹で、幾重にも折り重なる色合いがとっても素敵♡ なんですが…なんと着付けは二人掛かりで数時間! 重量はなんと20kgにもなるのだそうです。凛としてきらびやかな憧れの斎王代。以外と体力が必要なんですね。

 

今年の斎王代はどんな人?

今年、第63代斎王代に選ばれたのは、左京区の会社員・坂下志保さん(23歳)。実はお母さんも第33代の斎王代を務めた方で、母娘二代で大役を果たすことになったんです! しかも、第33代は昭和最後の斎王代、第63代は平成最後となる斎王代!! 何か運命的なものを感じますね。華麗な十二単に身を包み、堂々とお役目を果たされる姿が今から楽しみです。

 

おすすめの無料観覧スポットは?

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『源氏物語』で、光源氏の正妻・葵の上と、恋人の六条御息所が場所の取り合いを繰り広げたように、せっかく葵祭を観覧するならば、やはりいい場所で見たいもの。有料観覧席を確保するのが一番なのですが、予約できなかった方に編集部おすすめの無料観覧スポットをご紹介します。

おすすめ1
京都御所・堺町御門を入って左に進んだ所。正面に建礼門を望む場所に陣取ると、行列を正面から見ることができます。人は多いですが、御苑を進む行列を撮るならここがベストポジション。「これぞ葵祭!」という写真を撮ることができますよ。

おすすめ2
上賀茂神社近くの加茂街道沿い。街中からちょっと離れているので、比較的人が少なめ間近に通る行列をゆっくりと落ち着いて観覧したいなら、ここがイチオシです! 

どちらのスポットも、いい場所を確保するなら1〜2時間前に訪れるのがベター。すでに日差しが強いので、場所取りをする際は日焼け・熱中症対策を万全にしてくださいね。

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