気温も下がり、京都はすっかり秋めいてきました。みなさん、今年の秋旅プランはお決まりですか？
今回は、いつもよりちょっぴりアクティブな京都の秋の楽しみ方をご紹介！
京都観光の人気スポット・嵐山（嵯峨）～亀岡間を駆け抜ける、嵯峨野トロッコ列車と保津川下りで素敵な京都の秋旅へと出発です～！
モミジのトンネルを駆け抜ける！嵯峨野トロッコ列車
まずは、嵐山の嵯峨駅～亀岡駅の保津川沿いを時速約25㎞で走行する嵯峨野トロッコ列車をご紹介。こちらは、錦繍の渓谷と紅葉を眺めるのにぴったりの観光列車です。
四季折々の自然美が楽しめるのと、車掌さんのユニークな案内で人気の列車ですが、特に紅葉の時期は赤や黄色に染まったモミジを間近で見ることができ、全国から多くの人が訪れます。
車両を引っ張るディーゼル機関車とアールデコ調の5両の客車も景色に溶け込み、ノスタルジックな気分を味わえますよ。また、5号車は窓ガラスがないオープン車両「ザ・リッチ号」。トロッコ列車が渓谷を走る風と、ガタゴトとたてる音が臨場感を引き立てます。
夜も楽しめる！幻想的な沿線ライトアップ
10月13日～12月7日の期間中、ライトアップが行われます。昼間とは違い、幻想的に照らされた保津川峡谷は必見！市内の観光を一通り終えたら、旅の締めくくりに乗車してみましょう。
（時間）16:00～19:30
まだまだ楽しめるトロッコ列車！
トロッコ列車に乗ってゴトゴト揺られ、終点の亀岡駅から折り返して戻ってくる…。それももちろん楽しみのひとつですが、各駅の情報もチェックして、旅に+αの楽しみを♪
こちらはトロッコ保津峡駅。緑豊かなホームですね～。この駅の周辺はハイキングコースとして有名です。
そして、よーく見てください、ホームの右側に…
よく見たらタヌキ～！
なんとシンメトリーに並んだ可愛いタヌキがお出迎え！なんて愛らしいのでしょう。
思わず真似して首をかしげたくなりますね！車内からパチリと写真に収めましょう♪
また、トロッコ保津峡駅周辺の走行中には眼下に保津川下りの舟も見られます。
京都市内の縮図！ジオラマ京都JAPAN
そして、トロッコ列車の下り線始発となるトロッコ嵯峨駅には日本最大級の鉄道ジオラマ「ジオラマ京都JAPAN（鉄道ミュージアム）」があります。
縦12.3メートル、横17.3メートル、総面積285.15平方メートルの中に、京都の街並みを80分の1サイズのミニチュアで精巧に再現！見てるだけで京都観光をしてるような気分になりますね。ジオラマ京都JAPANについてはこちらの記事も参考にしてください。↓
https://www.kyotoside.jp/entry/20170903
レンタサイクルで市内観光！
ほかにも、トロッコ亀岡駅とトロッコ嵯峨駅には「トロッコおじさんのレンタサイクル」があります。1泊2日の貸し出し（嵯峨駅店のみ）や、乗り捨てサービス（亀岡駅店のみ）もあるので、市内観光をしたいときにはぴったり！各店舗でサービス内容が違うので、自分に合ったプランを組んで楽しみましょう～
ダイナミックな自然を満喫！保津川下り
紅葉の見ごろは11月中旬～下旬。船上からの紅葉狩りは贅沢そのものです。また、船頭さんのガイドも必見。個性たっぷりに巨岩、奇岩の紹介など保津川の名所説明を中心に案内してくれます。
錦秋に染まる雄大な山沿いを抜けた先は、激流ポイント！某テーマパーク並みに歓声が上がります。船頭さんの巧みな竿さばきにも注目ですよ。ちなみに、天候によって川の流れが変わり、2時間ほどの船旅が30～60分早まることもあるそう。
四季折々の保津峡を堪能
また、保津川下りは春にスタートします。紅葉時期はもちろん、山間を吹き抜ける桜も見事。こちらの記事もチェックです。
https://www.kyotoside.jp/entry/20180310
いかがでしたか？保津峡の大自然を感じられる2大アクティビティ・嵯峨野トロッコ列車と保津川下り。ぜひ、ひと足のばして迫力満点で美しい紅葉を満喫してみてください。
■■information■■
嵯峨野トロッコ列車
時刻表はこちらから
料金 片道630円 880円（片道／均一制※2022年4月より金額改定）
休み 水曜（祝日、春・夏休み、ＧＷ、紅葉の時期は運行）
アクセス JR嵯峨嵐山駅からすぐ
問い合わせ 075-861-7444（テレフォンサービス）
保津川下り
京都府亀岡市保津町下中島2
時刻表はこちらから
料金 大人4100円、小人2700円（損害賠償保険付き）
休み 12月29日〜1月4日（2月と9月に安全点検での運休日有）
アクセス JR「亀岡」駅から徒歩8分／トロッコ「亀岡」駅から京阪京都バスで15分
問い合わせ 0771-22-5846（保津川遊船企業組合）
http://www.hozugawakudari.jp
