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日本最多の実物車両53両が圧巻!京都鉄道博物館

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夏休みのお出かけ先はもう決まりましたか? 熱中症が心配なこの時期、エアコンの効いた広い屋内施設はありがたいですよね~。
大人気アニメの劇場版映画でモデルとなった蒸気機関車(SL)が展示されているとSNSなどで話題になった京都鉄道博物館。
今回は小さなお子さん連れのご家族でも楽しめるスポットを中心に、見どころをご紹介します。取材してみると、実はここだけ!が満載でした。最後にわれら京都府が誇る「丹後くろまつ号」の特別展示のレポートも。

【新型コロナウイルスの感染拡大防止対策にご協力お願いします!】
・基本的な感染予防対策(マスクの着用・手洗い・身体的距離の確保など)を徹底してください。
・屋外の活動も慎重にしてください。
・発熱等の症状(発熱、咳、のどの痛み、息苦しさなどの症状)がある場合は、外出を控えてください。

※INFORMATIONに記載の営業時間は、すべて平常時のものです。緊急事態宣言発出時などには営業時間が異なることもあるためご注意ください。

 

京都駅からわずか1駅!京都水族館とセットでより楽しめる

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写真は駅前の様子。建設中の建物が気になりますね。駅前の今後の発展にも注目が高まっています!

京都市中央卸売市場の再整備によって再開発中の梅小路エリア。新駅「梅小路京都西駅」のすぐ目の前に「京都鉄道博物館」はあります。

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「地域と歩む鉄道文化拠点」をコンセプトに2016年開業、「見る・さわる・体験する」をテーマにした展示が楽しめます。

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梅小路エリアの2大ランドマーク、京都鉄道博物館と京都水族館の入館券がセットになったお得なチケットも販売中です。
※セット券についてはこちらをチェック!
https://www.kyotorailwaymuseum.jp/guide/pdf/discount.pdf

日本で唯一、蒸気機関車が毎日運行

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汽笛が大迫力の蒸気機関車がけん引する「SLスチーム号」は、つかの間の旅気分を味わえる人気の体験展示です。大人気アニメの劇場版映画と同じ時代に製造された蒸気機関車がけん引することもあるそうですよ。
コロナ禍のため消毒、定員を減らして運行中とのことで安心ですね。

※入館料とは別途乗車料金がかかります
※運航スケジュールは公式HPや当日インフォメーションでご確認ください

日本最大級の鉄道ジオラマ♥いろんな車両模型が一堂に

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横幅30メートル、奥行き10メートル、全部のレールを繋ぎ合わせると約1キロという壮大な鉄道ジオラマは日本最大級!JR西日本以外の車両模型にも出合えます!!

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駅や橋りょう、トンネル、変電所など鉄道に欠かすことのできない施設が忠実に再現されています。約15分間、オペレーターさんが見どころを解説しながら、一人ですべて操作。その腕前にもホレボレ♡

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模型運転を通じて、鉄道システム全体を知ることができます。

特等席は長~いカウンター席!計算しつくされた眺望レストラン

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京都駅を発着するJR京都線・嵯峨野線、新幹線を走行する列車を眺めることができる2Fレストラン。カウンター席では、新幹線とほぼ同じ高さで列車を見ることができるんです!!

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お目当ての電車があれば事前に時刻を調べておくと、お気に入りの一枚が撮れますよ。また、上りと下り両方からやってくる電車が交差する奇跡の一枚にもチャレンジしてみてください。

 

日本最多!!実物車両53両も展示

「重要文化財」や「鉄道記念物」といったお宝の宝庫

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エントランス入ってすぐ、鉄道の歴史を一目みてわかるように蒸気機関車から日本初の長大編成電車、新幹線まで展示されています。

写真一番右の鼻の丸い0系新幹線は1964年の東海道新幹線開業にあわせてデビュー。当時、3216両製造されたうちの4両がこちらに。なんとすべてがトップナンバーで、日本で唯一のブッフェ車両も!!

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電車の脇には、解説版が設置されています。「鉄道遺産」という言葉、ご存知でした?わたしは知りませんでした~!歴史の町、京都が誇る鉄道遺産もあるんですね。

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こちらは1902年から41両製造されたタンク式蒸気機関車。なんと約120年前の蒸気機関車も展示されています!2016年に国の重要文化財になった超貴重SLです。

1000年の都・京都ならでは展示スタイル!かさ上げ展示

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普段見ることができない車両裏の見学をできるのが1Fのかさ上げ展示です。

本来、車両裏を見せるためには地面を掘る必要があると考えられますが、京都鉄道博物館の本館は、平安時代のメインストリート・朱雀大路の上に位置しています。一般的に歴史的遺構が見つかった場合、地中で保存しておかねばなりません。

建設前の発掘調査でこの遺構を傷つけないように「それなら車体あげてしまおう!」と機転を利かせ、その上で電車の裏側を見せられるよう工夫された展示がこちら。京都鉄道博物館ならではのスタイルです!

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車両の下を歩くことができます。注目すべきは、砂まき管。急な勾配の坂道などでブレーキの補助するのがなんと「砂」なんです!なんとも原始的で驚きました。

 

フォトジェニック!レトロな車庫は重要文化財

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1914年に建設された扇形(せんけい)車庫は蒸気機関車の格納庫。美しい放射状の引込線が目を引きます。現存する最古の鉄筋コンクリート造りの機関車庫として国の重要文化財に指定。
車庫内には同じ1914年に本格的に量産された日本初の旅客用蒸気機関車も展示されています。

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写真右から2両目には菊の御紋が。お召し列車(※)の専用指定機だった車両も展示されています。
※天皇・皇后両陛下が乗車される特別な列車

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上の写真はお馴染みのD51形(デゴイチ)。頭に付くアルファベットは一体なにをあらわすものかご存知でしょうか? 
動輪の軸数をあらわすそうで、Cだと動輪の軸が3つ、Dだと4つ。ぜひ現地で数えてみてください(^_-)

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上の写真はC62形。動輪の軸数は3つです。

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こちらは旧二条駅舎。1996年の山陰本線二条~花園間の高架化によって駅舎としての役割を終え、移築・復元され、京都市指定有形文化財に指定されました。
現在では、蒸気機関車の資料館、ミュージアムショップが設置されています。

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鉄道グッズ以外にも、お漬物やちりめん山椒など老舗店の京都らしいお土産や、ミネラルウォーターも車両デザインで販売されているのが嬉しいですね。これらは京都鉄道博物館限定です~。常温で持ち帰ることができるのもありがたい♡

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本館1Fにはカラフルなトレインマークのコレクションもあり。こちらも映えます!

子どもに人気の体験展示をピックアップ

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【切符購入体験】券売機で切符購入体験。ここなら楽しく練習できますね♪ お金を入れずとも、切符購入ボタンを押すと切符が出てきます。
切符をスケルトンになった改札機に通すと、電車が印字された切符が出てきて、記念品に♡
通常の改札機よりも6倍遅いスピードに設定されているので、どのように切符が通っていくのか、中の様子をぜひご覧ください。

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【列車案内標の設定体験】発車表を見ながら、レトロなボタンを押して列車案内標の設定ができます。アナログだった頃の駅員さんのお仕事を体験。

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【運転シミュレーター体験】計8台あり在来線6台、新幹線2台。こちらは抽選制につき、まずは整理券をもらいましょう。結果はHPで発表されるのが嬉しいポイントです。館内どこにいても結果を知ることができます。お客さんの多い時は倍率が激しいそうで、運次第!!

「丹後くろまつ号」特別展示をレポート♡初の試み!

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取材当日はちょうど引込線の特別展示「丹後くろまつ号」と「○○のはなし※」が行われた日でした。
なんと今回は特別観覧エリア付きスペシャルチケットが初めて販売され、鉄道ファン感激、間近で車両の入線シーンが見学できるという特典がありました!!(当特別展は現在終了)厳重な安全管理のもと館内へ搬入される様子が見ることができました~。
※ ○○のはなしとは山口県で運行している電車の名前のこと

丹後くろまつ号ってどんな電車?こちらの記事をチェック!

お腹も心もまんぷくプチトリップ♥観光列車・丹後くろまつ号に乗ってみた!

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2Fのレストランから、スタンバイする車両と特別観覧エリアの様子。早い時間から鉄道ファンの方々が見守っています!

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有料観覧席は完売御礼につき、私たちは一般の観覧場所でスタンバイ。鉄道ファンの方々とそわそわ一緒に待ちました。
いよいよ「丹後くろまつ号」が展示室に運び込まれる番がやってきました!嵯峨野トロッコ列車でお馴染みのDE10形ディーゼル機関車で車両を後ろから押してゆっくりと館内へと入れます。
カメラマンさんと二手に分かれて、撮影してきました!!貴重な写真が上の4枚。ご覧あれ~。

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最後に鉄道ファンの方にベストポジションを教えていただき、入線完了シーンがこちら。ビシッと並んだ鉄道ファンお墨付き写真を撮影できました。

コロナ禍で人との交流も減っていた今日この頃、鉄道ファンの方々との交流が新鮮でとても楽しかったです!
鉄道ファンをうならせつつも子どもから大人まで、心をつかむ鉄道博物館になっています。ぜひ一度訪れてみてください。

 

■■■INFORMATION■■■

京都鉄道博物館
https://www.kyotorailwaymuseum.jp/
0570-080-462(ナビダイヤル)
京都市下京区観喜寺町
10:00~17:00(入館は16:30まで)
一般1200円 大学生・高校生1000円
中学生・小学生500円 幼児(3歳以上)200円
毎週水曜、年末年始(12/30〜1/1)ほか
※祝日、春休み、夏休みなどは開館
※休館日はカレンダーでチェック👇

https://www.kyotorailwaymuseum.jp/guide/group/pdf/closed-calendar.pdf
嵯峨野線「梅小路京都西駅」から徒歩約2分/ JR「京都駅」中央口より西へ徒歩約20分

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