味噌、お漬物、日本酒、醤油など、あらゆる発酵食品の老舗がひしめく京都は古くから発酵食品のメッカ。そんな京の食文化を支えてきた食の宝庫「京都丹波」にて、“発酵”をテーマにしたウェブサイト、その名も「京都丹波×ウェルネス 発酵」が、ついに立ち上がりました。
サイトの名前にも入っているウェルネスと発酵との関係とは？ 新旧バラエティ豊かな発酵食品から酵素風呂まで、京都丹波の“発酵”グルメ＆体験をご紹介します。
京都丹波は“発酵パワー”でウェルネスの聖地を目指す？どういうこと？
ウェルネスとは、「健康」をより広く捉えた新しい概念で、肉体的な健康に加え『生き生きと輝く人生を目指すこと』を含みます。
豊かな清流に育まれた森が広がる京都丹波は、キャンプ、グランピング、サイクリング、ネイチャーウォーキング、森林浴、川下り、温泉などアウトドアや自然を満喫出来るアクティビティが充実。
さらに、京都市内や大阪や神戸などからのアクセスが良好なこともあり、コロナ禍をきっかけに、癒しを求める人々から注目を集め続けている、人気の“ウェルネス観光エリア”なんです。
また、肥沃な大地と食材を育む気候･風土に恵まれていることから、丹波くり､京丹波大黒本しめじ､紫ずきん､京みず菜､京壬生菜､九条ねぎ､酒米（祝）など、京都のブランド産品の生産をほぼ網羅。
かの有名な北大路魯山人が「日本一美味」と紹介した鮎が生息する地でもあり、食の宝庫である「京都丹波」は、千年の都、京の食文化を現在も支え続けています。
一方で、海から遠い山間部に位置するため、サバ等を発酵させてつくった「なれ寿司」など、食材の保存性を高めるために発達してきた伝統的な発酵技術。食材と発酵の出合いは、食材の旨みを引き出すとともに新たな食文化を生み出しました。
そんな発酵文化の根付いた京都丹波の魅力を発信しようと、この地域ならではの資源を活かした“ウェルネス”をより多くの人々に届ける『“発酵”が織りなす、京丹波の「食と体験」』をテーマとしたウェブサイトをオープン。
京都府南丹振興局では、「食」、「自然・歴史文化」、「スポーツ」という京都丹波の強みを活かし、「南丹地域スポーツ＆ウェルネス＆ニューライフ広域連携プロジェクト」として、スポーツ、食や癒やしによる健康づくりの先進モデル地域づくりに取り組んでいます。
京都丹波♡発酵グルメをピックアップ！
名物は生「麹甘酒」！親子三代にわたって作り続けてきた味
亀岡市・タムタム酵房
店名に“酵”という文字を冠するタムタム酵房は、店名の通り、発酵尽くしのカフェ。季節のお野菜や発酵調味料をふんだんに取り入れた本格窯焼きピッツアの店ですが、なんと親子三代作り続けてきた「甘酒」が名物！！
火入れはせずに生の｢麹甘酒｣を提供します。自然発酵ならではの、すっきりした甘みと濃厚な味わいが特徴です。また、抹茶、いちご、トマトなど、甘酒をアレンジしたカラフルで可愛いフロートスタイルの甘酒も人気。テイクアウトもOKです。
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フランス人のミシュランシェフお墨付き「京野菜のピクルス」
京丹波町・京都ハバネロの里
激辛唐辛子ハバネロを国内で初めて生産した高田潤さんが営む京都ハバネロの里と､｢森の京都DMO｣監修と共同開発で誕生した「京野菜ピクルス」。
旬の「京の伝承野菜」をフランス在住のミシュラン取得シェフによるアドバイスのもと、西洋の漬物、ピクルスに仕上げました。京人参、聖護院大根、万願寺唐辛子など、前菜やおつまみ、サンドイッチの具材にもおすすめ。道の駅｢京丹波 味夢の里｣でも購入可。
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京都最古のワイナリー！京の食文化にマッチする地ワイン
京丹波町・丹波ワイン
ここ京都丹波に「日本や京の食文化に合うワインを創る」という創業者の情熱によって誕生した丹波ワイン。里山に広がるぶどう畑で栽培される個性豊かな葡萄からさまざまなワインが醸造されます。
繊細な味わいの和食にあわせるため、ワインの個性が生まれる発酵のタイミングが特に重要なのだとか。料理との相性だけでなく、ワインそのものの味わいも追求した、美味しさのバランスを考え尽くされたワインです。
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日本チーズの最高峰を決めるコンテストでアワードを受賞！銀賞･銅賞に輝いた絶品チーズ
南丹市・美山ふるさと
京都丹波高原国定公園の中にある美山町でのびのびと育った乳牛の、搾りたて100％生乳だけを使った美山チーズ。｢Japan Cheese Awards 2022｣において､｢美山チーズ カチョカヴァロ｣が銀賞､｢美山チーズ モッツァレラ｣が銅賞を受賞しました。
添加物は一切使わず、塩分も控えめに仕上げられているため、ミルキーな味わいが特徴。そのほか､ストリングやスモーク､ゴーダ､醤油漬けなど､多彩なチーズを製造･販売しています｡
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これも発酵！？発酵を身近に感じる体験
四季折々の絶景と発酵パワーで心も体も癒される「酵素風呂」
南丹市・発酵人間
日本中の酵素風呂を巡り研究を重ねたオーナーこだわりの｢酵素風呂｣。地元産ヒノキ材から出たおがくずと、地元農家さんの米ぬかに、人に有用な菌を加え､微生物の力による“発酵熱”で体を温める発酵温浴です｡
身体の芯までぽっかぽかに。そしてヒノキや米ぬかの油分がじっくりとお肌に浸透し、入浴後はお肌がしっとり滑らかになります。移りゆく美山の絶景とともにお楽しみください。
▶詳しくはコチラから↓
京都丹波エリアの多彩なアクティビティと最新“発酵”グルメ＆体験を組み合わせて、ぜひ京都丹波でウェルネスな観光を満喫し、心身のエネルギーチャージをしてください。
